ささえあいサポーターフォローアップ講座「外出支援」を開催

「安心」を届けるプロの視点を学ぶ。外出支援サポーター研修を開催
2月20日、吉見町福祉会館にて、移動が困難な方の生活を支える「ささえあいサービス事業」のサポーターを対象とした、外出支援のフォローアップ講座を開催しました。
今回のテーマは、活動の要となる「安全運転」と、乗降時の適切な「アテンド技術」です。当日は、日頃から地域のためにハンドルを握る17名のサポーターが集まり、専門講師から実践的な知識を学びました。
「安全」は、利用者への一番の優しさ
研修には、埼玉県移送サービスネットワーク代表である笹沼和利氏を講師に招き、免許返納が進む社会背景や、加齢に伴う身体的変化(目や耳、反応速度など)を客観的に見つめ直しました。
アンケートでは、「自分の運転を過信せず、改めて安全運転を心掛けたい」「ヒヤリとする瞬間があるが、基本に立ち返る良い機会になった」という声が多く寄せられました。
「安全を守ること」こそが、利用者の「外出したい」という意欲を支える最大の土台であることを、参加者全員で再確認しました。
「主役は利用者」― 心に寄り添うアテンドの極意
今回の研修では、技術面だけでなく、心の在り方についても学びがありました。
講義の中で共有された「支援の主役はあくまで利用者である」という視点は、多くの参加者の心に響いたようです。
「利用者が何を望んでいるかを第一に考えたい」「アテンド(介助)の重要性がよく分かった」という感想からは、単なる移動の手段としてではなく、利用者の人生の質を高めるパートナーとして活動しようとする、サポーターの皆さんの高い志が感じられました。
「いつまでも、誰かの力になりたい」という誇り
参加者の中には、ご自身の年齢に伴う運転への不安を感じつつも、「地域のために何かしたい」という強い想いを持つ方が多くいらっしゃいます。
「高齢者が増える中で、この活動は不可欠。自分も目や耳に不具合が出ることもあるが、できる限り続けていきたい」といった言葉には、年齢を重ねても変わることのない「地域貢献への情熱」が溢れていました。
住民同士の助け合いは、技術だけではなく、こうした「お互い様」の温かな気持ちによって支えられているのだと改めて実感しました。
生活支援コーディネーターより:共に創る、安心の外出支援
外出支援は、利用者の在宅世界を広げるための「架け橋」ともいえます。
今回の研修で見せた皆さんの真剣な眼差しは、そのまま吉見町の「安心」に直結しています。不安があれば共に学び、知恵を出し合って解決していく。そのプロセスの先に、誰もが安心して暮らせる町があります。
サポーターの皆さんが、自信を持って「いってきます」と笑顔で出発し、「ただいま」と笑顔で帰所できるよう、これからも全力でサポートしてまいります。
皆さんの力で、吉見町のささえあいの輪をさらに大きく広げていきましょう。
[問合せ先]
吉見町社会福祉協議会地域福祉係 生活支援コーディネーターまで
☎ 0493-54-5228





